『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』でのボバの敵はクリムゾン・ドーンかも?!
2021年12月にディズニープラスにて配信が予定されている、ボバ・フェットを中心として描かれるドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』において、ボバは一体誰と対立するのかという疑問が、ファンの間であふれています。銀河の裏社会には様々な宿敵やならず者が沢山おり、このドラマにおける悪役として、どれも否定はできません。しかし、「ソロ/スターウォーズ・ストーリー」に登場する敵組織であり、かつてはモールの率いた犯罪シンジケート、クリムゾン・ドーンかもしれないとの予想が海外のネット記事で話題になっていたので、その根拠について詳しく解説していきます!
(注意)この記事は考察記事です。事実とは異なる可能性が高いことをご了承ください。
そもそもクリムゾン・ドーンって?
クリムゾン・ドーンは、クローン戦争中に、モールの手先として活動していたシャドウ・コレクティブという大規模な犯罪組織から生まれた犯罪シンジケートです。モールは、帝国の勃興期に、ドライデン・ヴォスをクリムゾン・ドーンのリーダーとし、本人は裏から組織を操っていました。しかし、ドバイアス・ベケットやハン・ソロ、キーラなどによる裏切りにより、ドライデン・ヴォスは殺されてしまい、クリムゾン・ドーンのトップはキーラが務めることになりました。
クリムゾン・ドーンはタトゥイーンに進出していた?!
「スターウォーズ/反乱者たち」に描かれているように、オビ=ワン・ケノービに復讐するために、モールは人生の最期はタトゥイーンで過ごし、彼を血眼になって探していました。しかし、モールはその時点で帝国の敵であり、帝国の検問所を通らなければならない上に、ジャバ・ザ・ハット率いるハット・カルテルという犯罪組織を相手にしなければならないため、モール単独で捜索するのは非常に効率が悪かったと考えられます。そこで、オビワン捜索に最適で理想的なのが、クリムゾン・ドーンとなります。
さらに、モールはオビワンだけでなく、ハン・ソロにも強い関心をもっていたと考えられます。ソロは「ソロ/スターウォーズ・ストーリー」のラストでモールが怒りを抱き、命を狙っていたトバイアス・ベケットと行動を共にしており、その上、モールがタトゥイーンにいた時期と同時期に、タトゥイーンのジャバの元で働いていた事実は、クリムゾン・ドーンがタトゥイーンに進出していたという説に、より説得力をもたらしていると思います。
よって、ボバはビブ・フォーチュナを殺害して、ハット・カルテルのトップに君臨しましたが、タトゥイーン全体を支配するには、クリムゾン・ドーンを倒さなくてはならないということになります。
キーラはまだハンを守っていた?!
ボバの目標は、タトゥイーンを支配することだけでなく、自分をサルラックに突き飛ばした(悪気はありませんが)ハンへの復讐も確実に考えていたと思います。ここでキーとなってくるのがキーラの存在です。
キーラはモールの亡き後、実質的なクリムゾン・ドーンのトップとなったと考えられます。そして、キーラは「ソロ/スターウォーズ・ストーリー」のラストでハンへの思いを抱えていたため、ボバに命を狙われているハンを守りたいと思っているはずです。そこで、キーラ率いるクリムゾン・ドーンと対立するボバに対して、タトゥイーンでの一定の地位や富を譲歩することで、ハンを守る交渉を試みると思われます。
まとめ
以上より、個人的な意味としても、組織的な意味としても、クリムゾン・ドーンはボバ・フェットと対立する十分な動機があると思われます。その上、「ソロ/スターウォーズ・ストーリー」には未だに謎が多いため、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』において、その謎が回収されることに期待ですね!(それ以前に、どうやってサルラックから脱出したかもすごく気になりますが(笑)。)
出典:cbr.com