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スターウォーズ:ビジョンズのエピソード「デュエル」のスピンオフ小説『RONIN』が発売決定!

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今年の9月にDisney+にて独占配信が予定されている、「スターウォーズ:ビジョンズ」のエピソードの一つである「デュエル」の世界観をベースにしたスピンオフ小説「Star Wars:RONIN:A Visons Novel」の発売が決定され、その概要が公開されましたので、その内容を紹介していきます!

 

スターウォーズ:ビジョンズって?

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スターウォーズ:ビジョンズ

スターウォーズ:ビジョンズ」とは、今年の9月にDisney+にて独占配信が予定されている、スターウォーズの世界観をもとに、日本のアニメスタジオが独自に製作した、「デュエル」「村の花嫁」「T0-B1」「赤霧」「のらうさロップと緋桜お蝶」「タトゥイーンラプソディ」「ツインズ」「エルダー」「九人目のジェダイ」の全9作の短編アニメシリーズです。これらのアニメは正史に属さない作品、即ちレジェンズであり、スターウォーズの既定路線に縛られない、とても自由なストーリーになると思われます。それぞれのストーリーは、スターウォーズの神話に対する新たな解釈を盛り込むことで、はるか彼方の銀河系をユニークに描いています。その9作品の内の一つである「デュエル」は、神風動画水野貴信監督によって製作され、ジェダイとシスに焦点を当てたストーリーとなっていますが、それらは日本の伝承や伝説からインスピレーションを受けた、スターウォーズ本編とは全く別の歴史があるというのです!

 

全く新しいスターウォーズを目指して

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「RONIN」の表紙

10月12日に発売される、エマ・ミエコ・キャンドン作の小説「Star Wars:RONIN:A Visons Novel」は「デュエル」の世界観をベースにしたスピンオフ小説であり、「ローニン」として知られる元シス卿、日本風に言い換えれば流浪する侍(浪人)が銀河を旅していくというストーリーとなっています。

ルーカスフィルム・ストーリー・グループのジェームズ・ウォー氏(『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のエグゼクティブ・プロデューサー)によると、水野監督の構想するストーリーには、短編アニメ1つだけでは語り切れないほど、沢山のストーリーが残されていたそうです。その上、9つの短編の中でこの「デュエル」が、ローニンの更なる冒険を描く上で、小説に最も適しているように感じたと言います。ウォー氏がこの「デュエル」において好きな点の一つに、この物語がとても大規模な歴史を孕んでいることを挙げています。つまり、この短編で描かれる冒険は、ローニンが経験した最初の冒険でも最後の冒険でもない、ということです。ウォー氏はStarWars.comに対し、「神風動画のチームは、この物語を描き続けたいという私たちの要望に進んで応えてくれましたし、この物語を創作していく中で、沢山のアイデアを貸してくれました。ビジョンズは、スターウォーズをこれまでにない、新しい方法で探求することができます。そしてこの『RONIN』のプロジェクトはこれまでにやったことのない、革新的な試みなのです。」と語ります。

 

「RONIN」のストーリーとは?

 今回、公式にて発表された、「RONIN」のストーリーの概要をご紹介します!

20年前、ジェダイの一族は、敵対する領主の元に仕え、互いに衝突を繰り返していました。この終わりなき衝突に嫌気がさしたジェダイの一派が反乱を起こし、自らの運命を自在に操る方法と、師に依らない独立した力を求めました。彼らは自らを「シス」と名乗るようになりました。

しかし、シスの反乱は数々の内紛や裏切りによって失敗に終わってしまいました。その一方、かつて対立していた領主たちは和解し、国を統一して帝国を築きました。ただ、いくら平和な帝国とは言えども、暴力が全く存在しないというわけではありません。

アウター・リムの辺境の地で、一人の元シス卿が、忠実なドロイドと原始的な時代の亡霊だけを連れ、銀河を彷徨っています。彼は、ライトセーバーを持っていますが、ジェダイの一族に属する訳でもなく、誰かに仕えている訳でもありません。彼は、銀河において名前さえもほとんど知られておらず、彼自身も自分の過去や後悔について、決して語ろうとはしません。彼の歴史は、身に着けている破壊をもたらす赤い刃と同じくらい、固く守られているのです......。

 とても好奇心を掻き立てられるするストーリーですね!日本の武士の浪人が、ジェダイではなくシスにあてはめられているところが、心のどこかに大きな野望を抱く一匹狼のような感じでとてもワクワクします!

上の表紙のイラストを見る限りでは、ローニンは、日本刀風の真紅のライトセーバーを持っていますが、腰には日本刀の鞘のようなものを付けているように見えます。ライトセーバーに鞘とはなかなか斬新です。本来、ライトセーバーの刃はヒルトに収納されるので、本来鞘は必要ないはずです。この世界線ライトセーバーは、私たちの知るライトセーバーとは異なったものなのかもしれません。

今までとは一味も二味も違うスターウォーズが楽しめそうです!発売が待ち遠しいですね!

 

 

出典:StarWars.com