ドラマ『Obi-Wan Kenobi』にて、ヘイデン・クリステンセン演じるダース・ベイダーのコンセプトアートが公開!
海外のスターウォーズ情報サイト「Star Wars News Net」が独占入手した、2022年にDisney+で配信予定のドラマ『Obi-Wan Kenobi』でヘイデン・クリステンセンが演じるダース・ベイダーのコンセプトアートと思われるものが、記事にて公開されました!
本サイトの以前の記事にて、プリクエル(エピソード1~3)でアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンが、ドラマ『Obi-Wan Kenobi』に登場することについて紹介させて頂きましたが、今回は彼がどのような姿で登場するのかを公開された画像を交えてより詳しく紹介致します!
以下ネタバレ注意となりますので、見たくない方はブラウザバックを推奨いたします。
(注意)
・今回紹介する情報はあくまでスター・ウォーズ公式によるものではない、非公式の情報サイトに基づくものとなるため、事実とは異なる可能性があることをご了承下さい。
・このドラマの公開時に新鮮な気持ちで視聴したいファンの方々に配慮し、今回紹介する画像をメインの画像としてインターネットにアップするなど、公にすることはお控え下さい。(情報元サイトに注意書きが存在するため記載)
早速コンセプトアートを紹介!
上の画像は、ドラマ『Obi-Wan Kenobi』のために制作された、未だかつて見たことのないダース・ベイダーのコンセプトアートとなります。この画像は複製ではなく、「Star Wars News Net」が入手した現物画像です。
これが構想段階を超えたものかどうかは不明ですが、ヘイデン・クリステンセンがベイダーを演じることは確定しているので、『ローグ・ワン』で使われたようなマネキンではなく、今回は実際に彼が演じることとなります。この画像を見る限り、このシリーズでこのようなベイダーを見ることができるのは間違いないかと思われます。
上の二枚目の画像は、ドラマ『Obi-Wan Kenobi』のセットにあった巨大なバクタタンクの写真を模写したものとなります。
このシリーズが『ローグ・ワン』のようにマネキンを使うのか、それともヘイデン・クリステンセンが実際にタンクに入っている姿を描くのかどうかは分かりません。ただ、『ローグ・ワン』のベイダーの城のシーンで登場したようなマネキンではなく、ベイダー役のヘイデン自身がタンクに入っている姿が描かれれば、よりインパクトのあるシーンとなることは間違いないでしょう。
上の3枚目の画像は、1枚目のコンセプトアートに描かれている呼吸器(実際にセットにあったもの)を模写したものとなります。
ここで、ベイダーがバクタタンクに入っていない時でも、この呼吸器をつけるのかどうかという点が非常に重要となります。あのヘイデン・クリステンセンがダース・ベイダーを演じるとは言っても、ダース・ベイダーは基本的に顔面全体を覆うマスクをしているので、彼の顔が見えないとヘイデン自身が演じるうまみは全く無いと言っていいでしょう。オビワンの回想シーンで登場する可能性も考えられますが、それだけだとやはり物足りなさがあります。
仮にこの呼吸器がバクタタンクの外でも使用可能で、この呼吸器を着けることでマスクと同じように生命維持ができるのであれば、マスクを着けないベイダーを演出することが可能となります。このやり方は、ベイダーを演じるヘイデンの顔をきちんとスクリーンに映し続ける上で、とても有効な手段かと思われます。
ヘイデンの素顔をどのようにして演出するのか
下の記事にあるように、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが、「世紀の再決戦になる」と予告しているため、これがベイダーとオビワンとの対決を指している可能性はとても高いでしょう。
この対決で、オビワンがマスクに隠れていないベイダーの顔と初めて対峙することになれば、運命的な再会をより印象的に演出することができます。
そこで、前に紹介したような呼吸器を用いた方法以外にも、『反乱者たち』でのアソーカとの対決の様に、マスクが破損した状態で素顔をチラ見せしながら対決するというやり方も考えられます。
もとからファンの期待値が高いドラマ『Obi-Wan Kenobi』ですが、さらに期待が高まりますね!非常に楽しみです!
出典:Star Wars News Net
R2-D2がオビワンに復讐を謀った!?
スターウォーズの象徴とも言えるヒーローのドロイドであるR2-D2が、伝説のジェダイであるオビワンに怒りを抱き、「新たなる希望」にて、彼のデス・スターからの脱出を妨害し、アナキン(ダース・ベイダー)に復讐を果たさせた、といった内容のファンによる考察が、海外のサイトで話題になっていたので、その理由について詳しく解説していきます!
(注意)この記事は考察記事です。事実とは異なる可能性が高いことをご了承ください。
そもそもどういうこと?
スター・ウォーズシリーズには、熱狂的なファンの間で様々な考察が飛び交っており、正当性が証明できるもの、事実無根なものなど、様々なものがありますが、この説が真実であれば、そのあまたある説の中でも、これまでで最もダークなものとなります。R2-D2ファンの方々にとっては、非常に悲しい内容ですので、ここでブラウザバックを推奨します。
この説は米国版5ちゃんねるともいえるSNSサイトである、Redditにて、u/Zaius_MD氏によって提案されたもので、同氏は、「新たなる希望」のデス・スターにて、ダース・ベイダーをオビワンに会わせ、ダース・ベイダーにオビワンへの復讐の機会を与えたのはR2-D2であり、「シスの復讐」にて、オビワンがアナキンを切り刻んだ上に重いやけどを負わし、ムスタファーに置き去りにしたことへの復讐だと主張しています。
もちろん、かなり現実離れしたような説に聞こえますが、このようなダークな説に説得力を持たせる、いくつかの根拠があります。
R2-D2が復讐するに至った経緯 ~シスの復讐~
R2-D2が復讐するに至った経緯は、皇帝パルパティーンによるオーダー66の実行後の瞬間から始まります。ナイトフォール作戦によりジェダイ聖堂は崩壊し、皇帝パルパティーンによる銀河帝国樹立宣言の後、 アナキンは避難している分離主義勢力の重鎮たちを皆殺しにするため、ムスタファ―へと向かいます。
ジェダイ・スターファイターでムスタファ―に到着したアナキンは、一緒に来たR2-D2に、船に残るよう言います。しかし、この時点でR2の不安げなビープ音から、アナキンの様子がおかしいことを察しているのは明白です。
シス卿ダース・ベイダーとなったばかりのアナキンが、分離主義勢力の残党たちを皆殺しにした後、オビワンがムスタファ―に到着し、沸き立つマグマの中で彼と決闘します。防御に長けるオビワンは、ひたすらアナキンの執拗な攻撃を受け流し、最終的に高所を利用して、かつてのパダワンの腕や脚を切り落とし、致命傷を与えてしまいます。
R2-D2が復讐するに至った経緯 ~新たなる希望~
数年後、R2はオビワンの助けを得るために、レイア姫によってタトゥイーンに送られます。到着後はルーク・スカイウォーカーに引き取られ、一緒にオビワンの元を訪ねます。しかし、オビワンはR2のことを、まるで見たことが無いかのように、とぼけた態度をとります。そして、オビワンはルークに対し、かつての一人のパダワンのことを話し始めますが、その時点で、R2はベイダーが実はアナキンであることに気づいたのかも知れません。そんなR2にとって、ルークの父親の身に起こったことを語るオビワンは、ルークに嘘をつき、自分のアナキンへの殺人行為を隠蔽しているように見えたのかもしれません。
そこで、R2はかつてのマスターであるアナキンのために、正義を貫く使命感に駆られ、オビワンの避難を妨害し、ベイダーに彼の居場所を伝えます。しかし、アナキンの変貌ぶりを目の当たりにしたR2は、彼を救うことはできないと悟り、反乱同盟軍として帝国と闘うアナキンの子供たちの保護と奉仕に、この身を捧げることに決めたのでした。
まとめ
なかなか衝撃的な説でしたね!ここまでアナキンへの思いが強かったとなると、もはや涙ぐましいドロイドと主人との、愛のストーリーにも見えてきます。クローン・ウォーズでも描かれている通り、アナキンとR2の絆はとてつもなく強かったので、この説が真実である可能性も、無きにしも非ずだと思います。
しかし、R2は三世代に渡って、一貫して善に身を捧げてきた上、利口な彼なら自分の行いが善か悪かくらいは瞬時に判断できていたと思いますし、オビワン自身も、ルークたちを逃すためにわざとデス・スターに残ったわけですから、R2の思惑があろうがなかろうが、そこまで影響はなかったと思われます。
出典:cbr.com
『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』でのボバの敵はクリムゾン・ドーンかも?!
2021年12月にディズニープラスにて配信が予定されている、ボバ・フェットを中心として描かれるドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』において、ボバは一体誰と対立するのかという疑問が、ファンの間であふれています。銀河の裏社会には様々な宿敵やならず者が沢山おり、このドラマにおける悪役として、どれも否定はできません。しかし、「ソロ/スターウォーズ・ストーリー」に登場する敵組織であり、かつてはモールの率いた犯罪シンジケート、クリムゾン・ドーンかもしれないとの予想が海外のネット記事で話題になっていたので、その根拠について詳しく解説していきます!
(注意)この記事は考察記事です。事実とは異なる可能性が高いことをご了承ください。
そもそもクリムゾン・ドーンって?
クリムゾン・ドーンは、クローン戦争中に、モールの手先として活動していたシャドウ・コレクティブという大規模な犯罪組織から生まれた犯罪シンジケートです。モールは、帝国の勃興期に、ドライデン・ヴォスをクリムゾン・ドーンのリーダーとし、本人は裏から組織を操っていました。しかし、ドバイアス・ベケットやハン・ソロ、キーラなどによる裏切りにより、ドライデン・ヴォスは殺されてしまい、クリムゾン・ドーンのトップはキーラが務めることになりました。
クリムゾン・ドーンはタトゥイーンに進出していた?!
「スターウォーズ/反乱者たち」に描かれているように、オビ=ワン・ケノービに復讐するために、モールは人生の最期はタトゥイーンで過ごし、彼を血眼になって探していました。しかし、モールはその時点で帝国の敵であり、帝国の検問所を通らなければならない上に、ジャバ・ザ・ハット率いるハット・カルテルという犯罪組織を相手にしなければならないため、モール単独で捜索するのは非常に効率が悪かったと考えられます。そこで、オビワン捜索に最適で理想的なのが、クリムゾン・ドーンとなります。
さらに、モールはオビワンだけでなく、ハン・ソロにも強い関心をもっていたと考えられます。ソロは「ソロ/スターウォーズ・ストーリー」のラストでモールが怒りを抱き、命を狙っていたトバイアス・ベケットと行動を共にしており、その上、モールがタトゥイーンにいた時期と同時期に、タトゥイーンのジャバの元で働いていた事実は、クリムゾン・ドーンがタトゥイーンに進出していたという説に、より説得力をもたらしていると思います。
よって、ボバはビブ・フォーチュナを殺害して、ハット・カルテルのトップに君臨しましたが、タトゥイーン全体を支配するには、クリムゾン・ドーンを倒さなくてはならないということになります。
キーラはまだハンを守っていた?!
ボバの目標は、タトゥイーンを支配することだけでなく、自分をサルラックに突き飛ばした(悪気はありませんが)ハンへの復讐も確実に考えていたと思います。ここでキーとなってくるのがキーラの存在です。
キーラはモールの亡き後、実質的なクリムゾン・ドーンのトップとなったと考えられます。そして、キーラは「ソロ/スターウォーズ・ストーリー」のラストでハンへの思いを抱えていたため、ボバに命を狙われているハンを守りたいと思っているはずです。そこで、キーラ率いるクリムゾン・ドーンと対立するボバに対して、タトゥイーンでの一定の地位や富を譲歩することで、ハンを守る交渉を試みると思われます。
まとめ
以上より、個人的な意味としても、組織的な意味としても、クリムゾン・ドーンはボバ・フェットと対立する十分な動機があると思われます。その上、「ソロ/スターウォーズ・ストーリー」には未だに謎が多いため、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』において、その謎が回収されることに期待ですね!(それ以前に、どうやってサルラックから脱出したかもすごく気になりますが(笑)。)
出典:cbr.com
スターウォーズ:ビジョンズのエピソード「デュエル」のスピンオフ小説『RONIN』が発売決定!
今年の9月にDisney+にて独占配信が予定されている、「スターウォーズ:ビジョンズ」のエピソードの一つである「デュエル」の世界観をベースにしたスピンオフ小説「Star Wars:RONIN:A Visons Novel」の発売が決定され、その概要が公開されましたので、その内容を紹介していきます!
スターウォーズ:ビジョンズって?
「スターウォーズ:ビジョンズ」とは、今年の9月にDisney+にて独占配信が予定されている、スターウォーズの世界観をもとに、日本のアニメスタジオが独自に製作した、「デュエル」「村の花嫁」「T0-B1」「赤霧」「のらうさロップと緋桜お蝶」「タトゥイーンラプソディ」「ツインズ」「エルダー」「九人目のジェダイ」の全9作の短編アニメシリーズです。これらのアニメは正史に属さない作品、即ちレジェンズであり、スターウォーズの既定路線に縛られない、とても自由なストーリーになると思われます。それぞれのストーリーは、スターウォーズの神話に対する新たな解釈を盛り込むことで、はるか彼方の銀河系をユニークに描いています。その9作品の内の一つである「デュエル」は、神風動画の水野貴信監督によって製作され、ジェダイとシスに焦点を当てたストーリーとなっていますが、それらは日本の伝承や伝説からインスピレーションを受けた、スターウォーズ本編とは全く別の歴史があるというのです!
全く新しいスターウォーズを目指して
10月12日に発売される、エマ・ミエコ・キャンドン作の小説「Star Wars:RONIN:A Visons Novel」は「デュエル」の世界観をベースにしたスピンオフ小説であり、「ローニン」として知られる元シス卿、日本風に言い換えれば流浪する侍(浪人)が銀河を旅していくというストーリーとなっています。
ルーカスフィルム・ストーリー・グループのジェームズ・ウォー氏(『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のエグゼクティブ・プロデューサー)によると、水野監督の構想するストーリーには、短編アニメ1つだけでは語り切れないほど、沢山のストーリーが残されていたそうです。その上、9つの短編の中でこの「デュエル」が、ローニンの更なる冒険を描く上で、小説に最も適しているように感じたと言います。ウォー氏がこの「デュエル」において好きな点の一つに、この物語がとても大規模な歴史を孕んでいることを挙げています。つまり、この短編で描かれる冒険は、ローニンが経験した最初の冒険でも最後の冒険でもない、ということです。ウォー氏はStarWars.comに対し、「神風動画のチームは、この物語を描き続けたいという私たちの要望に進んで応えてくれましたし、この物語を創作していく中で、沢山のアイデアを貸してくれました。ビジョンズは、スターウォーズをこれまでにない、新しい方法で探求することができます。そしてこの『RONIN』のプロジェクトはこれまでにやったことのない、革新的な試みなのです。」と語ります。
「RONIN」のストーリーとは?
今回、公式にて発表された、「RONIN」のストーリーの概要をご紹介します!
20年前、ジェダイの一族は、敵対する領主の元に仕え、互いに衝突を繰り返していました。この終わりなき衝突に嫌気がさしたジェダイの一派が反乱を起こし、自らの運命を自在に操る方法と、師に依らない独立した力を求めました。彼らは自らを「シス」と名乗るようになりました。
しかし、シスの反乱は数々の内紛や裏切りによって失敗に終わってしまいました。その一方、かつて対立していた領主たちは和解し、国を統一して帝国を築きました。ただ、いくら平和な帝国とは言えども、暴力が全く存在しないというわけではありません。
アウター・リムの辺境の地で、一人の元シス卿が、忠実なドロイドと原始的な時代の亡霊だけを連れ、銀河を彷徨っています。彼は、ライトセーバーを持っていますが、ジェダイの一族に属する訳でもなく、誰かに仕えている訳でもありません。彼は、銀河において名前さえもほとんど知られておらず、彼自身も自分の過去や後悔について、決して語ろうとはしません。彼の歴史は、身に着けている破壊をもたらす赤い刃と同じくらい、固く守られているのです......。
とても好奇心を掻き立てられるするストーリーですね!日本の武士の浪人が、ジェダイではなくシスにあてはめられているところが、心のどこかに大きな野望を抱く一匹狼のような感じでとてもワクワクします!
上の表紙のイラストを見る限りでは、ローニンは、日本刀風の真紅のライトセーバーを持っていますが、腰には日本刀の鞘のようなものを付けているように見えます。ライトセーバーに鞘とはなかなか斬新です。本来、ライトセーバーの刃はヒルトに収納されるので、本来鞘は必要ないはずです。この世界線のライトセーバーは、私たちの知るライトセーバーとは異なったものなのかもしれません。
今までとは一味も二味も違うスターウォーズが楽しめそうです!発売が待ち遠しいですね!
出典:StarWars.com
ディズニーが開発したホンモノのライトセーバーの仕組みが明らかに?!
先日、Twitterでネット記事を引用し、
一体どういうことだ?
— WARSER NEWS (ウォーザー ニュース) (@warser_news) 2021年4月10日
「本物」のライトセーバーだと?
従来のブレードが光るレプリカと違って、ヒルトから光刃が伸びるタイプらしい
そんなこと可能なのか?https://t.co/2WvRBRfIJc
このようなツイートをしたところ、色々な方から反響を頂きました。ここで続報です!
そもそもホンモノのライトセーバーって?
先日、アメリカのウォルト・ディズニー社が、「A Special Look Inside Disney Parks」と題した、オンラインの記者会見にて、ディズニーのテーマパーク部門の最高責任者である、ジョシュ・マダロ氏が、まるで本物のようなライトセーバーの模型を披露したことで今話題となっています。
実際に、2017年に、「光る刃を収納可能なデバイス」というライトセーバーの特許が出願されていますので、この技術がようやく商品になるレベルまで確立したということでしょう。
しかし、この記者会見では、写真やビデオ等の撮影が禁止されていたため、ファンたちは、その存在を我々が直接確かめることができず、とてももどかしい思いをしたことかと思います。
夢を壊すようで申し訳ありませんが、「ホンモノのライトセーバー」と言っても、劇中のライトセーバーの様に、ブラストドアを溶かして切断したり、敵の手を切断したりできるものではなく、限りなく本物に近い見た目を持つレプリカのライトセーバーのことだと思われます(本当にそれが可能なら、れっきとした武器になってしまいます笑)。
現在でも、ブラックシリーズのfxライトセーバーなどのリアルなライトセーバーのレプリカは多数発売されていますが、上の写真の様に、光刃の部分をヒルト部分に収めることができず、透明な棒を光らせる方式が取られているものがほとんどです。(他にも、リムーバブルライトセーバーと言った、ブレード部分とヒルト部分の着脱を可能にして、リアリティを上げた商品も存在します。)
どう考えても、短いヒルト部分に長いブレードを収めることは不可能に感じます。しかし、VR及びAR、web開発者であるBen Ridout氏のツイートによると、これを可能にする方法があるというのです!
ホンモノのライトセーバーの仕組みとは?
Did #Disney invent a real working #lightsaber?
— Ben Ridout (@benridout) 2021年4月12日
Yes they did.
It won't melt through metal blast doors, or cut off your hand, but it does feature an illuminated blade that will extend and retract at the push of a button.
This animation shows the concept behind the tech. pic.twitter.com/e7fwP06CxF
どうでしたか?
確かにこの方式だと、「ホンモノのライトセーバー」のレプリカの実現は可能なような気がしますね!
この動画では、私たちにもわかりやすいように、内部機構を巻き取り式のメジャーに例えています。私たちが日常的に使うメジャーも、めもり部分が若干湾曲しているため、直線形をある程度維持できるようになっています。ここでは、これを応用したものだと解釈できます。
ただ、この方式だと、ブレード部分の強度は少し懸念材料になります。どうしても横からの衝撃には弱いので、チャンバラごっこには向かない、どちらかといえば観賞用のライトセーバーレプリカになるかと思われます。
発売が非常に待ち遠しいですね!
【追記:2021年5月4日】
このリアルライトセーバーの動画が、米Disney ParksのTwitterにて公開されました!
Star Wars: #GalacticStarcruiser at @WaltDisneyWorld Resort will take you to a galaxy far, far away starting in 2022 for an all-immersive, vacation experience 💫 What exactly does “all-immersive” mean? Well, here’s a little hint… https://t.co/mitmfBRW8t #MayThe4thBeWithYou pic.twitter.com/Wo11937V4b
— Disney Parks (@DisneyParks) 2021年5月4日
それと同時に、このライトセーバーは、2022年に米国のギャラクシーズ・エッジにてオープンが予定されている、スターウォーズをテーマとした体験型ホテル「スターウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」にてお披露目されることが発表されました。
このホテルでは、旅行客がライトセーバーの訓練を受けるプログラムがあり、そこで用いられるのかも知れません!
出典:LRM Online, Twitter
レン騎士団をもっと知りたい!(中編)
非常にお待たせしました!「レン騎士団をもっと知りたい!(前編) - WARSER NEWS (ウォーザーニュース)」でお伝えしきれなかった情報を今回詳しく解説していきます。少々長めの記事になりますが、どうかお付き合いください!
(お詫び)前編の冒頭で、前編と後編の2回に分けて解説すると述べていました(現在は訂正されています)が、2回だけでは伝えきれない分量になってしまいましたので、今回を中編とし、急遽3部構成で解説することといたしました。急な変更を実施してしまい、非常に申し訳ありません。後編では、レン騎士団の歴史について解説していく予定です。
〈注意〉この記事は以前の記事「レン騎士団をもっと知りたい!(前編) - WARSER NEWS (ウォーザーニュース)」の続きです。まだその記事をお読みになっていない方は、あらかじめ読んでいただくことをお勧めいたします。
レン騎士団の哲学
彼らは、自分たちが欲しいものや、銀河及びダークサイドのフォースから与えられたものを享受し、利用していくという、本能に忠実でかつ比較的柔軟な規律に則って生活していました。
「レン」と呼ばれる、レン騎士団のリーダーの前任者が所持していたライトセーバーが騎士団の規律の象徴でした。レンの本質はただ存在することであり、良心や道徳を持たず、弱者への同情をすることは決してありませんでした。カイロ・レンは、自分が騎士団のリーダーであることを忘れるほど、個人的にも深くこの規律を信じていました。他の騎士たちもその規律を胸に、生活していました。
彼らは、シャドー、つまりフォースのダークサイドへの忠誠心によってのみ、団結していました。そして、騎士団はフォースに敏感な人物を求めていたのではなく、シャドーそのものと相性の良い人物を求めていました。
レン騎士団のシャトル「ナイトバザード」
レン騎士団は、劇中でもレイたちを追跡する際に使用していたマイシャトル「ナイトバザード」を所有していました。ナイトバザードは、オッセリトン・アセンブレイジズ社製のオーブリット級の改造輸送船であり、もともとは未知領域の流刑地「オッセリトン」で用いられた囚人輸送船でしたが、レン騎士団がオッセリトンを襲撃した際に、多くの囚人が解放され、囚人輸送船としての役目を終えて、レン騎士団のマイシャトルとなりました。確かに、囚人輸送船を思わせるような、とても禍々しい見た目をしています。
レン騎士団は、ダークサイドの美学に合わせて、外装に手を加え、彼らの好みに合うようにいくつかの改造を施しました。エンジンもパワーを上げるために改造されていましたが、改造が粗雑だったため、一部が故障し飛行中に有害なガスを噴出するようになってしまっていました。武装は比較的重装備で、前部とレーザーキャノン砲、後部にヘビー・レーザーキャノン砲、及び固定式のキャノン砲を装備していました。騎士団のメンバー「クラク」はこのナイトバザードのパイロットを担当していました。
レン騎士団のメンバー紹介~後編~
トラッジェン
トラッジェンはヒューマノイドのフォース感応者の男性で、エクセゴルにおいて、レイを助けに来た丸腰のベン・ソロを地面に押し倒しましたが、スカイウォーカーのライトセーバーを手にしたベン・ソロに攻撃する間もなく胸を刺され、死亡しました。
強さと能力
トラッジェンは、フォースに敏感で、特にダークサイドのフォースに精通していましたが、フォースの訓練を受けることが出来なかったため、まだまだ未熟でした。非常に強い力を持っていましたが、エクセゴルの戦いにて、ジェダイに戻ったベン・ソロにライトセーバーで容易く胸を刺されて死亡しました。いくらフォース感応者のトラッジェンも、十分にフォースの訓練を受けたベン・ソロには敵わなかったようです。
トラッジェンの装備
トラッジェンは、落ちぶれた帝国の戦利品のコレクターでもあり、自分の装備に、それらの武器や防具のコレクションを付け加えてアレンジしていました。例としては、彼のつぎはぎ加工でできたヘルメットの一部には、彼が過去に倒した、銀河帝国のエリート兵士である、デス・トルーパーのヘルメットが用いられていました。
トラッジェンが持つ代表的な武器は、巨大な包丁のようなバイブロクリーヴァ―でした。バイブロクリーヴァーは、クルーシブル・スチールにフリクやベスカー・フィラメントを組み合わせてできた武器でした。フリクは破壊することがほとんどできない合金であり、ダース・シディアスがライトセーバーを作る際に用いた金属で、ベスカーは、マンダロリアンアーマーに使用される素材であり、純度が高いものでは、ライトセーバーやブラスターの攻撃さえもはじくことのできる、とても貴重で硬度の高い金属です。
バイブロクリーヴァーは、ライトセーバーで切断することは可能でしたが、切断するためには、相当な力が必要でした。この武器は刃を振動させて切断力を上げる超音波技術が用いられていました。この武器を使わないときは、肩にかけたり、弾帯に入れて背中に背負うことができました。彼は、このバイブログリーヴァ―の他に、大きなサブの刀を鞘に入れて持ち歩いていました。
トラッジェンは、他の騎士団のメンバーと同じように、黒を基調とした服を身に着けていました。特に、重いタバード(鎧の上に着る一種の陣羽織)とフード、胴体につけている鎧版はとても特徴的でした。
ヴィクラル
ヴィクラルは、ヒューマノイドのフォース感応者の男性で、レン騎士団の一員として銀河中で略奪や破壊、殺戮を繰り返していましたが、ベン・ソロが最高指導者スノークに弟子入りしたため、ヴィクラルを含めた騎士団は、ファースト・オーダーに協力することになりました。
強さと能力
ヴィクラルはフォース感応者であり、フォースのダークサイドに精通していました。彼は、フォースの訓練を十分に受けることができなかったにもかかわらず、いくつかのフォースの力を発揮することができました。しかし、その力を完全にコントロールすることはできませんでした。さらに、彼の格闘技術や武術は、他の騎士団のメンバーの誰にも負けないほどとても洗練されていました。彼は「ハーベスター(狩人)」を自称し、超音波の技術が用いられた大きな鎌(バイブロ=サイス)で敵をなぎ倒し、魂を奪うことで自身の力を高めていました。このように、とても強靭な精神と肉体を併せ持つヴィクラルでさえも、エクセゴルの戦いにて、スカイウォーカーのライトセーバーを手にしたベン・ソロに容易く切り殺されてしまいました。
ヴィクラルの装備
ヴィクラルの主な武器は、焼きなましたフリクやベスカー製の大きな鎌である、バイブロ=サイスでした。このバイブロ=サイスには超音波のバイブロテクノロジーが搭載されており、わずかな力の打撃でも、敵の肉体を切り裂くことができました。彼は、このサイスを用いた近接戦闘を好みましたが、緊急時に備えてブラスター・ピストルを腰に下げていました。
ヴィクラルは、他の騎士団のメンバーと同じように、黒を基調とした服を身に着けていました。彼の特徴的なコートは、彼が昔に狩った巨大な爬虫類生物の皮膚でできていました。ヴィクラルのヘルメットはパスティリオン鉱石(ライトセーバーのヒルトの象嵌加工などに用いられる鉱石)でできており、合成皮革でできた耳覆いで、ヘルメットの継ぎ目を隠していました。
アシャー
アシャーは、騎士団のメンバーの中でも、囚人の根性を試し、彼らに命乞いをさせることを好む、とても残虐な性格の持ち主でした。彼は、そこで泣き言を言い、めそめそする者に対しては、じわじわと苦しむ罰を与え、楯突く勇ましい者に対しては、褒めたたえて尊敬した上で、苦しむ暇のないくらい素早い死を与えました。
強さと能力
アシャーはヒューマノイドのフォース感応者の男性で、フォースのダークサイドに精通していましたが、それを生かす程の十分な訓練を受けていなかったため、その力はとても限定的なものでした。エクセゴルの戦いにて、ベン・ソロにライトセーバーで背中を刺され、死亡しました。
アシャーの装備
アシャーが使用した主な武器は、先端が少し太めのずんぐりとした、重い戦闘用棍棒でした。その棍棒の先端には、コンカッション・チャージを蓄積し、強力な衝撃波として放出する、キネタイト・ジェネレーターが搭載されていました。「ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー」にて登場した盗賊団「クラウド・ライダーズ」のリーダーである、エンフィス・ネストが使用したエレクトロリッパー・スタッフにも、このキネタイト・ジェネレーターが搭載されていました。ちなみに、キネタイトとは、フォース・ライトニングの一種である、フォースによる力のことです。彼は、この棍棒の他に、鞘に入れたバイブロマチェットや、バラジウム製の手榴弾も持ち歩いていました。
アシャーも、他の騎士団のメンバーと同じように、黒を基調とした服を身につけていました。鉄製の鎧袖は特徴的なアシャーの装備の一つです。彼のヘルメットには、呼吸用の管と抗酸化フィルターが備わっており、もともと人間用のものではありませんでした。彼のヘルメットは少しいびつな形をしていますが、それは彼が過去に気性の荒い囚人に襲われた際に、ヘルメットの一部が壊れてしまった名残となっています。
後編をお楽しみに!
今回は、中編と言うことでレン騎士団のメンバー紹介や、他のレン騎士団についての情報を解説させていただきました。後編はレン騎士団の誕生から終焉までの歴史を、順を追って解説していく予定ですので、しばらくお待ちください!
この中編の公開が大幅に遅れたことと、全体の構成に急遽変更を実施したことを重ねてお詫び申し上げます。
出典:wookiepedia英語版
スターウォーズ/ザ・ハイ・リパブリックに登場する新たなライトセーバーが発表されました!
上の画像のライトセーバーが、今回発表された、スターウォーズ/ザ・ハイ・リパブリックに登場するジェダイマスター「ステラン・ギオス」のライトセーバーです。かつてのライトセーバーとは一線を画すようなデザインで、とてもかっこいいですよね!カイロ・レンのクロスガード・ライトセーバーと少し似ているようにも見えますが、変形機能もあり、なかなかファンの心をくすぐるライトセーバーのようです。
設計された経緯
エクスカリバーを元に設計!?
ハイ・リパブリック時代(旧共和国の黄金期を指しますが、ここからは「大共和国時代」と訳すこととします。)のライトセーバーをデザインするにあたり、ルーカスフィルムは、Ep4でオビ=ワン・ケノービが言ったように、より進んだ時代にふさわしいエレガントな武器を、さらに特別なものにしなければならないと考えていました。そこで彼らは、物語の中で最も伝説的な剣の一つからインスピレーションを得ました。
ルーカスフィルム・パブリッシングのクリエイティブ・ディレクターであるマイケル・シグライン氏は、「ジェダイの服だけでなく、ライトセーバーも同じように、ジェダイが大共和国のジェダイ騎士であるとすぐにわかるようにしたかったのです。社内では、この時代のジェダイを『円卓のジェダイ騎士団』と呼ぶことが多いのですが、そうすると、彼らの剣はライトセーバー版のエクスカリバーということになります。」と言います。
オビ=ワンも認めてくれる、ライトセーバーを目指して
ディズニー出版のイラストマネージャーであるジェフ・R・トーマス氏は、アーティストのグラント・グリフィン氏との初期の検討を経て、ステランのライトセーバーのヒルトを考案しました。「ステランのライトセーバーをデザインする際には、過去の象徴的なライトセーバーに注目しました。」とトーマスは言います。「彼は、他の有名なライトセーバーに見劣りしないと同時に、他のものとは違った独自性を持ち、かつ大共和国時代を想起させるような象徴的な武器を描きたいと考えていました。」
トーマス氏は、その時代にふさわしいライトセーバーとして、カイロ・レンのクロスセイバーのデザインに特に注目していましたが、それは彼が描きたいと思っていたものとは全く一致しないことに気付きました。
「ザ・ハイ・リパブリックでは、より伝統的なクロスガード・ライトセーバーを採用したいと考えてはいましたが、そのクロスガードのデザインにサーベルブレードを取り入れたいと考えていました。そこでエクスカリバーの登場です。『ライトセーバー版エクスカリバーというものはは一体どのようなものなのか?』と試行錯誤しながらスケッチを始めて、気に入ったシルエットを思いついたのですが、クロスガードが固定されていなくてもいいというアイデアを思いつくまでは、ホルスターや鞘の実用性に頭を悩ませていました。もしかしたら、ライトセーバーでそれを起動したり、停止したりできるのではないかと思ったのです。そこでさらにスケッチを描き、ルーカスフィルムと何度かやり取りをした結果、クロスガードは常に開いているのではなく、可動式にすることに決めました。」とトーマス氏は言います。
その結果、大胆で美しく、今まで見たことのないライトセーバーが誕生しました。ステランのライトセーバーのヒルトのデザインには、当時のジェダイのローブによく見られるゴールドが目立っています。これなら、オビ=ワンも認めてくれるに違いありません!
ソース:starwars.com